今日は7月7日、七夕！
と、言うわけで今日は七夕について語っちゃうね
（ただし七夕物語自体はみんな知ってると思うので割愛！）

七夕と言えば、
天の川を挟んで離れ離れの彦星と織姫、そして笹に願い事を書いた短冊を飾る行事だよね
現代の七夕は中国の伝説と日本独自の文化が融合して今の形になってるんだよ

彦星は鷲座のアルタイル（白色の0.8等星、距離16光年。太陽の約 1.8倍，高温の星）
織姫は琴座のベガ（白色の0.0等星、距離25光年。北天屈指の明るい星。）

この2つの星は旧暦7月7日（現暦8月7日頃）に天の川をはさみ、最も光り輝いて観えるんだ
それはまるでお互いの存在を知らせあっているようにね
そうして中国ではこの日を年に一度のめぐり会いの日として七夕の物語が生まれたんだ
（と言ってもこの段階では七夕と言う言葉はない）

そして日本には古来の神事で、棚機（たなばた）と言う行事があったんだ
農耕儀礼や祖霊信仰といった行事で、神様を迎えて豊作を祈る行事なんだ

やがて、仏教とともに中国の七夕物語が伝わると、この棚機（たなばた）が
7月7日の夜（夕）に行われるようになったことから
七夕（たなばた）という当て字で読むようになったとも言われているんだ

笹に願い事を書いた短冊を飾る文化にも歴史があって
昔は神木として考えられていた梶（かじ）の葉に和歌を書いていたらしいんだけど
江戸時代になって寺子屋で子供たちが習字の勉強として書いた短冊を笹に飾ったのが始まりと言われているよ

アルタイルとベガ、そしてデネブを入れてみんな知ってる
「夏の大三角形」が出来上がるよ！
今日の天気はあんまりよくないかもしれないけど是非、夜空を観上げてみてね！！